エジプト_カイロ

カイロ市内をバスで移動。この頃、テロとか結構あってかなり物騒だったようです(そのせいで滞在日数がわずか一日に…号泣。ルクソールとか見れなかったよぉ!)各国からの観光客を乗せた大型のバスを二十台くらい連ねて、その前後両サイドを軍隊とみまがう武装の「観光警察」が護衛してくれて移動。一般の車が割り込もうとするとたちまち排除されてましたねぇ
お約束のお土産やさんに連れて行かれる…どうせ高いから何も買わないってば(笑)
ギザの大ピラミッドに来ました。サッカラの後なんで少々落ち着いてますが、やっぱりうれしいです
永い間、人が昇りまくって角が丸く磨り減った地上付近の石
ほんとにビシーッとまっすぐだよねぇ斜面…すごい…
考え出すと気が遠くなる石の数
どこから撮ってもでかすぎてファインダーに収まんないんだよね〜。手前にいるのが例の観光警察。って、こっちの方の制服は軍とそう変わらないんですが
裏側へ回ってきた。こっちはそれほど触られてなくて積み上げられた当時の鋭角な石のラインが残っている
あっ?化粧石までのこってるじゃん!!貴重〜☆ピラミッドが作られた当時は、全体をこういう滑らかな材で覆ってあったらしいですよ
角を曲がったらお隣のカフラー王の真正ピラミッドが見えてきた♪あっちには頂上付近にその化粧石がまだ残っているね
ここまで来て気づいたんだけど、これ、足元の舗装みたいに見えるのってコンクリートじゃないですよ?石だよ石!それもピラミッドの下からつながってる。つまり、上部のピラミッドだけでも凄い労力なのに、その周囲の地面に至るまで全て古代人が作ったものだってこと!これがほんとに平らで…うう昔の人スゴイよ〜☆
残ってる化粧石、きれいだぁ。これらは建造されてから時代を下るにつれて他の建物を作るのに鉱山みたいに切り出して使っちゃったため、今ではこれだけしか残ってのないだそうな。巨石を切り出すのも高度な技術・国力を要するからね
まさに真正ピラミッドの名がふさわしい。完璧なラインです!もぐはクフ王のより少しちっさいけどこっちのが好きかも
こちらはクフ王の妻達の墓だと言われている。王の妃とか大貴族とかは「マスタバ」と呼ばれる方形の墓を作るのが普通ですが、これは小さなピラミッドと言った形状です。さすが強大な権力者の関係だけあるな
っとか何とか考えながら後ろを振り返ると、これだもんねぇ〜(泣)。ギザのピラミッドのまん前はマンションが林立してます。だからサッカラの方が数倍よかったって…
エジプト王国の国力がだいぶ衰えてから作られたメンカウラー王のピラミッド。拍子抜けするほど小さいです。クフに憧れ続けてピラミッドを作らずにいられなかった王ですが、無理して作っちゃった感が漂うね〜(寂)
「一番ピラミッドが美しく見える撮影スポット」までバスで移動。裏側に回った感じで、なるほどこれならマンションが見えない(笑)
ほらね。手前の人物と比べるとメンカウラーのピラミッドのしょんぼりな小ささがわかっちゃうでしょ?
三つを写そうとすると住宅地が入っちゃうんだな…(苦)
観光客目当てのラクダ使いが集結。このへん…ものっすごい臭ッ!!!ラクダが!!(悶)
お次はスフィンクス見学に。ピラミッドを背負ったおなじみの構図♪
スフィンクス脇にある建物は「河岸神殿」と呼ばれている。してみると、かつてはここまでナイルの水が来てたってことか?(写真中央の人関係ないです)
この人も全く関係ないです(笑)。ってゆーか人が多すぎて誰もいない空間が撮れないんだよ!
スフィンクス、ほぼ全体図
長い年月、かなりの部分が砂に埋もれていたために現在の姿が残ったらしい
しっぽまで撮るやつはなかなかいねぇと思うよ
こういう角度もね(実は視線のまっすぐさきにケ○タッキーの赤い看板が見える…ワールドワイドだな〜)
真正面からご尊顔を。あいにく逆光ですが
これも舗装じゃありません。古代エジプト人が作った「白い道」と呼ばれる構造物です。おそらくですが河岸神殿から王の遺体が運び込まれ、葬祭儀式が執り行われた後、この滑らかな白く輝く道を通ってピラミッドへ運ばれたのではないかという…もぐは、やっぱりピラミッドは墓だと思いますよ。諸説ありますが
振り返るとクフ王の大ピラミッドが。そういう位置関係なのね…
このように、「白い道」はまっすぐカフラー王のピラミッドへと延びているのです
で、帰り道に通ったこれが、かの有名な母なるナイル川です♪「…荒川くらいじゃね?」とか思った不逞の輩は前に出なさい!って自分です…(笑)たぶんだけど、今はまだ水量の少ない時期なのと、水の豊富な日本とアフリカ大陸にあるエジプトの川を単純に比較は出来ないかと…。それにしてももっとでかいかと思った〜
エジプトとお別れする帰りのバスから眺めた夕日…。何ともいえない気分になりました。まだまだ見てないものがありすぎる。絶対また来るぞ〜!!誰かお金出してくれ!(失笑)
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