フィヨルド〜北極圏

翌日はまた船に乗って、最も長い「ソグネ・フィヨルド」を見に行く。写真は出港したところ。
ノルウェーには国土の3%くらいしか人の住める土地がないらしい。だからこんな感じでかなりな傾斜地にもへばりつくように住んでる。
ここが「ソグネ・フィヨルド」の最深部。なんか夢の中にある国みたいな、不思議な眺めだ…。
どことなく「ムーミン谷」を連想させる。。
凄い巨大な割れ目発見。
なんか、巨大な斧でも叩き込まれた跡みたいな。
デッキの手すりに群がる人々。
わっ、もの凄い場所にポツーンと家らしきものが?!(汗)
ゆっくりと、白く光り輝く不思議な岩山が見えてくる…。
それにしても、巨大な氷河が大蛇のように這い進んだ跡がよくわかる地形だ。
フィヨルドの中は案外、波も穏やかで風もなくて、外海とは別世界のように過ごしやすかったりする。だから何世紀も人が定住してるんだろうな。
…さっきのすごい場所にある家、こんな状態。。下の崖すげー!(汗)
神秘的な白い岩山が目の前に迫る。本当に光の加減で鏡のように光ってるんだ…。
この突き出たところとか絶対、昔話とかで名前なんか付いてそう☆
石英のかたまりみたいな組成の岩で出来てるんだろうか?それにしてもここだけ、不思議だ〜。
何時間もずーっとフィヨルドの中を航行し続けるので、寒くなった人や飽きた人はデッキからいなくなる。なので段々空いてくる。そういえばこの日は船内で「豚汁」の発売とかもあったっけ…。
ここへ来る前に見た「ハダンゲル・フィヨルド」が穏やかで”女性的”と表現されるのに対し、ここ「ソグネ・フィヨルド」は風景の荒々しさから”男性的”と表現されることが多い。成る程という印象。にしても凄い高度感だ。。
あ〜、「ムーミン谷とおさびし山」(勝手に)が、遠ざかってゆく。。
航跡を振り返る。既に随分フィヨルドを海に向かって進んできたので、段々と対岸の幅が広がってきている。
遥か遠くに巨大な氷河を望む。望遠モードにすると、先端部の氷が崩壊してる様子まで見えたんだけど…このカメラでは無理。。
フィヨルドを抜けたあたり。この帽子が手袋とセット柄で買ったベルゲンでみやげ☆
ガラリと風景変わって。晴れて空も青いが、ここはもう「北極圏」の入り口なのですよ!
こんな場所にも人は住むのだ…。
夏場の漁業基地かも?
ここらへんの地形は、フィヨルドよりもさらに一層、分厚い巨大な氷河に削り尽くされて、まるでペロンとなめたような平らな形状になっている。
この地球儀みたいのが、「ここから先は北極圏」ということを示すモニュメント。そう言われると何だか感慨深いなぁ〜!
突然、前方に虹が現れた!か、感動するぜ…!☆
海から直接”生えてる”虹って、初めて見た!ほんとに綺麗に色わかれてるな♪
よく見たら二本!外側にもあるよ!?うわ〜うわ〜なんかオメデタイかも!♪
イギリスあたりから思ってたけど、高緯度帯ほど雲と、空の青とのバランスは限りなく表情豊かで、美しい。
極地近くの天気は、気まぐれな猫の目のようにコロコロと変わる。…しかも、いったん日差しが隠れるとたちまち極寒に襲われるのだ。
なめられすぎちゃったアメみたいな岩。こんな世界の果て近くのような場所にも植物が生えていて、人が住んでいるということは単純に驚きだった。
極寒のタイミングに手袋も装備してみた☆指ポッケが上にぱかっと開くデザインなんだぞ!かわいいだろー!
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