ノルウェイ

ノルウェーに来た。寄港地はベルゲン。写真だとわからないけどかなり寒い。。
この、移動のバスの車窓からでも湿気を100%以上に含んでそうに見えるウエットな大気の色…!移動の間、BGMが当地出身の世界的音楽家グリーグの曲だったんだけど、まさにふさわしい!という風景だった。芸術って、本来がそういうものなんだね。
うおーいきなり氷河が見える!(…ちなみに、前の前の寄港地モロッコではバリバリ半袖だったのに、ここではもうセーターが要るレベル(8月)…その間なんと一週間☆)
港町ベルゲンから車で二時間程の場所にある「ハダンゲル・フィヨルド」を見に来た。なだらかで女性的と表現されるフィヨルドだ。何万年もかけて氷河が削りだした地形。
フィヨルドを一望できる素敵な橋とか。
こういうどよーんとした薄曇りな感じが、地元の人に言わせると「典型的なフィヨルド日和」らしいね。
作曲家グリーグがお気に入りだったという、世界的にセレブの間で有名な超高級ホテルでおいしい昼食をいただく。巨大なノルウェーサーモンのソテーとか、りんごジュースとか!もの凄く、素材そのままなのに上品で美味しかったんですけど!またしても食べる前に写真とるの忘れた…(涙)
南国の人々に比べて冬が圧倒的に長くて暗くて、家の中で過ごす時間が長いからか、家具、絨毯、カーテンにいたるまで室内調度類には並々ならぬこだわりが。。本気でかわいいよ、これ…☆
ホテルの周辺をちょっと散歩してみる。りんご畑と、なんともかわいらしいデザインのお家の配色が素晴らしい…。
このへんはりんごの名産地だそう(さっきのりんごジュースも美味しかった♪)で、周囲にはそこはかとなく甘〜い香りがただよっていた。
ちょっと…素で”おとぎばなし”みたいじゃないのコレ…(汗)
全体的に家はこじんまりしていて、おもちゃの家みたいに可愛らしい。(やっぱり暖房効率を良くするために小さいんだろうか?)
こんな取ってくれ!といわんばかりに無防備にりんごが実ってようが、まず泥棒するような輩なんかいないだろうから安心なんだろうな〜。すれちがった人は皆すごく気さくに挨拶してくれた…平和だ。。
幼稚園か何からしいが、屋根の上に草が生えてる!
屋根に土を盛る発想は保温が目的で、かやぶき屋根的に昔からあったのが最近また見直されてて、わりと普通にあるらしい…。な、なんかカッコいいな…デザインのせいかな?
…どこを切り取っても絵になってしまうので贅沢に困る。。
少しだけ山の方に入って来た。日本の高原とかの空気感に少しだけ似ているような。
道の彼方に神秘的な滝が見えてきた。湿った大気を揺らして、ここまでかすかにではあるが落水の音が聞こえる…。
時間的に行けるところまで寄ってみた。なんかどこかに神の使いの幻獣とかが隠れていそうな、厳粛な気持ちになる。霧の感じとか。
滝から流れ下ってきた清冽な川の水。橋の上からなので触れなかったけど、きっと切れるように冷たかったに違いない。。
地元の遊覧船に乗って移動する。写真は船着場…だから、なんでこんなにヤバイくらいかわいいの?お家が!(爆)
おお、印象派的な波が立っておる。ちなみに、ここへ渡ってくるまでに「記念だ」とか言って船内に入らずにデッキにずーっと30分くらい立っていたらリアルに凍死するかと思った☆(爆)
お〜ちっこいのになんてカッコいい帆船!
遊覧船の中に飾られていたロープの結び目(ノット、は英語です)コレクション。北欧つったらバイキングだよ、元祖・船乗りの国だよ!(憧)
バスで移動の途中で、また滝があった。水量豊富だな〜。
滝の真横にまわってみた☆
見よ!まだ8月だというのに、この完全なる厳冬期装備を!!(※このゴアテックスの上着の下には当然のようにフリースも着ています)
港町ベルゲンに戻ってきた。中世には「ハンザ同盟」の中心地だったところ。(世界史マメちしき)
とにかく、この国のお家とか室内とかは配色が綺麗でオシャレなのですよ。。いかにハウスライフを楽しく充実させるかに命かけてる!感じというか。
ずらっと並んでる歴史的建物は、交易で栄えた街らしく、商館とか倉庫とかが内部でつながっている面白い構造なんだとか。お土産に名産の素敵な模様が織り込まれた毛織帽子&手袋を買ったが…高かった…(セーターを大人買いは到底無理だった。。汗)
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